面接で聞かれること20問
質問は、あなたが出した書類から作られます · 16項目の基準「深掘り質問への耐性」「矛盾点の有無」に対応
面接官は、あなたのことを書類でしか知りません。だから質問は、ほぼ全部そこから作られます。書類に書いていないことは聞かれないし、書いたことは必ず聞かれる。これが分かっていると、面接対策は「書類を読み直す作業」になります。
この20問は、どこから作られているか
- 志望理由を1分で説明してください。書類の要約ではなく、いちばん強い場面から始めてください。読んだ相手は内容を知っています。出どころ:志望理由書 全体
- なぜこの学部なのですか。他の学部でもできませんか。隣接学部(経済と経営、心理と教育など)との違いを1つ言えるようにしておきます。出どころ:第1段落
- なぜ本学なのですか。科目名・演習名・研究室名のどれか1つ。「雰囲気が合う」は答えになりません。出どころ:大学で学ぶこと
- その活動を始めたきっかけは何ですか。「先生に言われて」でも構いません。正直に言ったうえで、続けた理由を足します。出どころ:場面の段落
- その活動で、いちばんうまくいかなかったことは何ですか。ここが本番です。失敗を1つ用意していない人は、ここで止まります。出どころ:書いていない部分
- その数字(◯年・◯回)は、どうやって数えましたか。書類に書いた数字は必ず確認されます。根拠を言えない数字は、最初から書かないでください。出どころ:定量的な記述
- その経験から学んだことを、別の場面で使えましたか。1回きりの体験か、行動が変わったのかを見られています。出どころ:気づきの段落
- あなたの意見と違う人がいたとき、どうしましたか。協調性という言葉ではなく、具体的な進め方で答えます。出どころ:活動の記述
- あなたが書いた「◯◯」とは、どういう意味ですか。自分が使った専門用語は、必ず自分の言葉で説明できるようにしておきます。出どころ:専門用語を使った箇所
- 入学後、具体的に何を学びますか。1年生のうちは?学年ごとに何ができるかを調べていないと答えられません。シラバスは公開されています。出どころ:大学で学ぶこと
- 卒業後はどうしたいですか。職業名だけでなく、そこで何を変えたいかまで。決まっていないなら、決まっていないと言って理由を足します。出どころ:将来の段落
- この分野に関して、最近気になったニュースはありますか。直前に1つ用意しておきます。内容より、自分の関心とどうつながるかを話せるかです。出どころ:書類の外
- 併願していますか。第一志望ですか。要項に専願と書かれている場合は、その前提で答えます。嘘はつかないでください。出どころ:書類の外
- 高校生活で一番力を入れたことは何ですか。志望理由と違う話でも構いませんが、同じ人が話しているとわかる筋は通してください。出どころ:調査書・活動報告書
- 評定が◯◯ですが、これについてどう考えますか。言い訳ではなく、事実と、その時期に何をしていたかを短く。出どころ:調査書
- あなたを採ると、大学にとって何が良いですか。答えにくい質問ですが、書類の中の「自分が動いた」記述をそのまま使えば答えられます。出どころ:行動の記述
- 自己PRを30秒でお願いします。志望理由と重ねないこと。書類に書かなかった側面を1つ用意しておきます。出どころ:書類の外
- 本学のアドミッションポリシーは読みましたか。どこに合っていると思いますか。文言を暗唱するのではなく、自分の経験のどれが対応するかを1つ。出どころ:募集要項
- もし不合格だったらどうしますか。意地悪ではなく、準備の有無を見ています。一般選抜の準備状況を正直に。出どころ:書類の外
- 最後に何か質問はありますか。調べれば分かることは聞かない。学生生活の実際か、学びの進め方を1つ。出どころ:—
「なぜ」を3回重ねる練習
いちばん効くのはこれです。自分の志望理由に、自分で3回「なぜ」を重ねてください。
1回目
なぜこの学部ですか → 「◯◯を学びたいから」。ここは誰でも答えられます。
—
2回目
なぜ◯◯を学びたいのですか → ここで「興味があるから」しか出てこない人が多い。出来事を1つ出せるかどうか。
境目
3回目
なぜその出来事から、この学問なのですか → ここまで答えられれば、面接で崩れることはほぼありません。
合格ライン
3回目で止まった箇所が、そのまま本番で止まる箇所です。書類の側を直したほうが早いこともあります。
書類と食い違いが起きる典型
- 数字を大きく書いてしまった「のべ100回」と書いたのに、聞かれると根拠が出てこない。数字は、聞かれる前提で書いてください。
- きっかけの時期がずれる書類では「高2の夏」、面接では「中学の頃から」。時期は1つに決めておきます。
- 誰かに直してもらった言葉が残っている自分で選んでいない言葉は、意味を聞かれた瞬間に分かります。使うなら、自分で説明できる言葉だけにしてください。
答えられない質問が出たとき
黙るのがいちばん良くありません。「その点は考えていませんでした。いま考えると◯◯だと思います」で構いません。分からないことを分からないと言える人は、大学でも伸びると見なされます。作り話をすると、次の質問で必ず崩れます。
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